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内縁の妻だから遺族年金はもらえるという思い込みは、危険
公開日: 2016年1月10日
更新日:2021年12月30日
これ、実は危険なんです。
ネットで調べたら、内縁の妻は遺族年金もらえるって書いてる。
念のため専門家に聞いたところ、
「奥さんは、遺族年金もらえる人なんだから、もらわなきゃダメだよ。」と。
何だか、遺族年金が当然のことのように、もらえるような気になってきた。
そうだ、私は、内縁の妻だから遺族年金をもらうことは、当然の権利なんだと。
年金事務所で、請求書類一式をもらい。
戸籍等の必要書類を収集。
事実婚関係及び生計同一に関する申立書とかいう書類があり、記入しなければいけないようだが、特に書き方に注意するわけでもなく、端的に書く。
また、内縁関係であったことを証する資料については、
連名のはがき・・・。
たぶん無いから探さない
喪主だったか?
喪主は、夫の兄がしたから、私はしていないなー。
社会保険の扶養にもなっていなかったし。
でも、内縁の妻は遺族年金もらえるんでしょ。
専門家もそういってたし、遺族年金もらえるでしょ。
書類提出して、1か月後・・・・
日本年金機構から封筒が届き、封を開けてみると、
そこには、
遺族年金の不支給決定通知書が、
「えっ、どういうこと。内縁の妻は、遺族年金もらえるんでしょ。なんで?」
こういう方、意外と多いです。確かに、内縁の妻と認定されれば、もらえます。
でも、その内縁の妻であるかは、当たり前の話しですが、ご自身で判断するものでなく、日本年金機構が判断します。
あなたが内縁の妻と対外的に見て判断できるか。それを提出書類で判断します。
だから、提出書類をおろそかにしてはいけません。内縁の妻だから、簡単に遺族年金をもらえると思っていては、痛い目を見ます。
私は、ご相談者様にいつも言っていることですが、
そして、内縁の妻は、遺族年金をもらえますが、その内縁の妻かどうかは年金機構が審査します。
なので、内縁の妻であることを認定してもらうため、証明資料を提出し、申立書をきちんと作成しましょう。」
不支給決定が出てから後悔しても遅いので、今一度、自分の遺族年金の申請が万全かどうか見直してみてくださいね。
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