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失敗したくない!遺族年金を専門家に依頼する時の3つの注意点

公開日: 2019年9月13日
更新日:2020年5月25日


内縁の妻の遺族年金請求や、別居していた妻の遺族年金請求その他、特殊な遺族年金請求の事例に関しては、「自分で遺族年金の請求をするのは不安だから、専門家に依頼したい。」と、思われる方が多くいらっしゃることでしょう。

しかし、専門家であれば誰でもいいというわけではありません。
依頼する専門家で誰を選ぶかが、あなたの遺族年金受給に大きく関わってきます。

まず、遺族年金の請求をサポートしてくれる専門家としては、年金の国家資格者である社会保険労務士、または弁護士さんが考えられます。

あなたが専門家選びで失敗しないよう、依頼の相談の際に聞いておきたい3つのポイントを解説していきたいと思います。


1.あなたのケースと同じ案件を取り扱った実績はあるか?





専門家選びのポイントの中で1番重要といっても過言ではありません。
依頼したいと思ったら、まずは、「実績」を聞いてみてください。

できれば、あなたとほぼ同じ様な案件を取り扱った事があるかを聞いた方が良いでしょう。

例えば、年金の国家資格者である社会保険労務士ですが、そのほとんどが企業の人事・労務に関わる業務を行っているので、年金に詳しくない方は大勢いらっしゃいます。

さらにいえば、年金に強い社会保険労務士でも、一般的な年金相談が主なのか、障害年金を主にしているのか、遺族年金を主としているのか色々とタイプが別れます。

遺族年金の実績が豊富で、かつ、あなたと同じようなケースの案件を過去に取り扱ったことがある専門家がいれば、ベストでしょう。


2.費用





専門家に依頼する際、費用に関しても、かなり気になってくるポイントだと思います。
相場というものはありませんので、誰に、どの事務所に依頼するかで全く変わってくると思いますが、次の点に注意しながら、自分にあった所を選びましょう。
1.初期費用はかかるのか?
依頼する際に、着手金等の初期費用がかかるのか確認しましょう。
事務所によっては、初期費用が0円のところもあります。

2.完全成功報酬制か?
遺族年金が不支給となった場合でも費用を払う必要があるか確認しましょう。
完全成功報酬制を採用している所では、不支給となった場合は費用は0円です。

3.費用はどの段階で支払うのか?
依頼する際に支払うのか。遺族年金の支給・不支給の決定通知が届いたら支払うのか。実際に遺族年金が支給されてから支払うのか。
どの段階で支払う必要があるのかを確認しましょう。

4.費用は1回の支払いだけでよいのか?
例えば、当センターであれば、内縁関係で住所同一の案件であれば遺族年金の2か月分(税別)が報酬費用となります。
これは、1回お支払い頂ければそれで終了で、以後、費用が発生することはありません。

しかしながら、事務所によっては、

「今後、あなたが受給する遺族年金の1か月分を、毎年、報酬費用として頂く。」

「遺族年金の10%を、毎年、報酬費用として頂く。」

といった。毎年、継続して報酬費用が発生するような契約を提示される場合があるようです。

これだと、かなりの高額になると思われますので、正直、あまりお勧めしません。

5.別料金がかかることがあるか?

遺族年金の請求手続き以外に、戸籍や住民票の代行取得や、未支給年金・企業年金の遺族年金請求等の手続きをする必要が出てきた場合、別料金がかかるのか確認しましょう。



3.対応地域




HPを見て、この専門家の方が良さそうだから依頼したいなと思っても、対応地域が限られていて、依頼できないということがあります。
自分が住んでいる地域にも対応してくれるのか確認してみましょう。

この記事を書いた人

遺族年金専門の社会保険労務士 三浦康紀 アルテユース社会保険労務士事務所 代表

遺族年金専門の社会保険労務士

三浦 康紀
アルテユース社会保険労務士事務所代表

全国47都道府県の方から累計2,000件以上の遺族年金相談に対応してきた遺族年金専門の社会保険労務士。遺族年金代行手続きをサポートした案件の受給率は、96.2%。
「あなたに遺族年金を届ける」がコンセプト。

担当した解決事例

  • 内縁の妻(住民票住所同一、住所別)の遺族年金請求
  • 離婚後の元妻の遺族年金請求
  • 重婚的内縁関係の遺族年金請求(内縁の妻側、戸籍上の妻側共に有り)
  • 通い婚状態の内縁の妻の遺族年金請求
  • 内縁の夫の遺族年金請求
  • 別居して18年の妻の遺族年金請求
  • 元夫との間の子の遺族年金請求
  • 内縁の妻の加給年金請求

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